弘法松公園
こうぼうのまつこうえん
とじる
弘法松公園は、多摩川と鶴見川の分水嶺(ぶんすいれい)上にある公園で東南東から南、北北西方面の見晴らしが良いところです。  公園内の小山の上には、118.15m の三角点(測量(そくりょう)のための基準となる印)があります。
 画像クリックで拡大
siteLocation
●関連記事一覧へ

弘法松公園展望台: 公園の最西端にあります。すべり台、ブランコ、ベンチなどのある広場の一角です。
「弘法松公園から見える山々」の案内板が2017年4月に新しくなり、より綺麗に詳しくなりました。
案内板:
●画像を拡大すると細かい字まで読めます。
展望台から富士山が見える西南西方向の夕景: 新百合ヶ丘駅は右側のフレームの外。 写真では見えませんが、明るければ左端の低い鉄塔(桜ヶ丘線79-乙号)の奥には町田駅が望めます。
富士山や遠くの山々を望むには送電線が邪魔ですが、広い範囲を眺めると送電線が描く懸垂線もなかなか美しいものです。
弘法松跡: 松は1956年(S.31)に火災に見舞われ、後に枯れています。 新たに松が植えられましたが、虫害などのために松の木は何度か植え替えられています。2017年現在では 2012年4月に新しく植えられた松の若木が2本あります。 弘法松の由来を伝える案内板: 別項で示したように、2017年現在の2本の松の木は2012年4月に植えられたものです。 弘法松公園内の最も高い小山の頂上:  標高118.15mの三等三角点があります。
座標:北緯   35°36′08.4240″
   東経 139°30′55.0801″
siteLocation

♦ 2014年4月に 117.8mから 118.15m に改定されています。  ◊三角点は測量の基準となる印
弘法松公園から南東方面の風景: 柿生線の送電線が続いています。 王禅寺処理センター(ごみ処理場)の紅白の煙突は40数年間使われていましたが、設備の更新で暫くしたらなくなるようです。(2011年11月から新設備の試運転が行われています)

旧煙突 高さ85m
新煙突 高さ100m

詳しくは: ●旧煙突   ●新煙突
弘法松公園から南西方面の風景: 目の前に南百合丘小学校が見えます。 柿生線19号鉄塔は周囲が田畑と里山だったころからこの場所にあります。 今は宅地化が進み、周囲が削られて孤立したお山のてっぺんに立っています。

柿生線19号鉄塔は、多摩市からの桜ヶ丘線と柿生線との接続点で、高圧線の配線がおもしろいので「鉄塔マニア」の目を引く存在です。 なぜかこの2系統の接続はずいぶん前から切れています。(桜ヶ丘線の電線には電気が流れていない)
弘法松公園から北西方面の風景: 高いところからは高いものが見えるもので、東京都多摩市と稲城市の給水塔や、行政無線の中継塔が見えます。
弘法松公園から富士山: 高圧線がちょっとじゃまですが、76km かなたの富士山の頭を望むことができます。

富士山頂の左寄りに頂上が重なって見える山は、神奈川県最高峰の蛭ヶ岳(ひるがたけ 1,673m 距離 36km)です。
弘法松公園から南方面の夜景: 新ゆりグリーンタウンの多くの明かりが見えます。その向こう側には2009年に統合された王禅寺中央小学校(王禅寺小学校と白山(はくさん)小学校が統合)が見えます。

遠方にある港北線鉄塔の下側6本の高圧線は、新百合ヶ丘駅と柿生駅の間の小田急線近くで分岐し、地中にもぐります。 これらの電線は生田駅近くでまた地上に現れ、生田変電所と小田急線の電源設備に接続されています。 広範囲の周辺一帯と小田急線の電源になっているようです。
ウェブアルバムにある弘法松公園の画像
❖ More Kohboh-no-matsu park pics on the web album